写真が好きで趣味でお小遣いが稼げたら嬉しいですよね。ストックフォトはどんな写真でも需要があれば写真を販売することができます。最近ストックフォトを始めたけれど、全く売れないで嫌になっていませんか?私も始めたばかりの時は全くと言っていいほど売れませんでした。何度もやめようと思いましたが、いろいろ試行錯誤をして今も継続しています。月に数十万稼げる人もいるようですが、多くを求めすぎると挫折します。ストックフォトは地道がつきものです。ここまで聞いてやる気をなくされた方がいるかもしれませんが、たった一枚でも写真が売れると、もっと頑張ろう、って思えますよ。私がたった一枚からもう少しでランク2に上がるまでのやってきたことをご紹介しますので、参考にされて
売れる写真を撮るために知っておいた方が良いこと
ストックフォトを始めたきっかけはカメラが好きだったから、これ一択です。カメラに興味を持たずにストックフォトのためだけに継続することは非常に困難だと思います。とはいえ、ストックフォトだけのためにカメラをやって成功しないとも限りません。まずは楽しむことが大切ということを頭に入れて写真を撮りましょう。
景色はレットオーシャン
私は景色を撮ることが大好きで、今でも季節が変われば景色を取りに行くことを趣味としています。しかしストックフォトでは景色は需要がありますが、ネタが多すぎてまずあなたの写真は埋もれてしまって表に出てきません。どういうことかと簡単に説明しますと、例えば富士山と検索した場合に写真がズラッと出てきます。写真を購入する人はだいたい1、2ページだけ観覧してその中から選ぶ傾向が多いようです。ですのであなたの写真は50ページ以上後に載っていても誰もみることがありません。だから売れないのです。富士山は難しいですが、関東では筑波山や榛名山、赤城山、あたりは結構売れます。北の方では岩手山も売れました。富士山以外の山は売れる傾向にあるようです。
自分がいいと思った写真ほど売れない
これ不思議なことのようで当たり前なことなんです。写真が好きな人の大半が自分が撮ったいいと思う写真をストックフォトに乗せ販売すると思います。これは自信作と言って販売したものの、全くと言って良いほど誰もみてくれません。そこで挫折してしまう人が多いようです。決してあなたの撮った写真がダメなわけではありません。購入者が求めている写真家どうかが大切なんです。ですので一枚写真を売るためのコツは、自信が気に入っている写真ではなく、人が求めている写真を撮って販売することが重要なんです。
ニッチな写真を撮ると売れやすい
誰もが撮っている写真を売っても初心者はまず売れることがありません。人が撮らなそうな写真を撮ることが写真が売れることにつながりやすいです。少し前にバリバリに割れたiphoneを撮って販売したらすぐ売れたことがありました。他に、私は撮ることができませんが、害虫とかもあまり撮っている人がいないので売れる傾向にあるようですよ。
どんなカメラを使えば良いのか
カメラはなんでも良いですが、できれば1600万画素以上のものを使うと良いでしょう。カメラに詳しくない人でも1600万画素以上であれば最大XLサイズで販売することができるので、幅が広がります。
ストックフォトは編集って必要?
少しカメラをいじっていくとJPEGとかRAWとか聞くことがあると思います。基本普通の写真を撮るときはJPEG、後で編集する前提で撮る時にはRAWで撮ります。JPEGとは、現像した写真のことを言います。RAWとは生データの写真のことを言います。写真編集するにはパソコンや編集ソフトが必要となりますので、ハードルがグンっと上がります。ですので初心者の方はJPEGで撮影してそのまま販売しても良いかと思います。ただJPEGで撮影した写真は色やシャープさ明るさが足りない場合がありますので、売れにくいこともあります。カメラを購入する予定でいる方を前提にですが、おすすめなカメラがあります。それはFUJIFILMの一眼レフです。新品で購入するのであれば最新の機種になりますが、中古でもよければレンズセットで5、6万円で買うことができます。私のおすすめはFUJIFILMのX-S10です。この機種はフジの最新技術が盛り込まれている機種で15万ほどでレンズセット新品を購入することができます。初心者には10万越えってちょっとハードルが高いと思いますが、FUJIFILMのカメラはJPEGで撮って出しということが可能なカメラなんです。編集要らずで色彩が素晴らしい写真が撮れます。ファインダーを覗けば一目瞭然です。検討してみても良いかと思います。
売れる写真は物撮り
よく聞く物撮りってなに?物撮りは料理だったりアイテムを置いて撮影したりすることを言います。お料理が得意な方は自分の作った食事をテーブルに並べてFUJIFILMのX-S10で撮影するだけで、売れる写真を撮ることができます。アイテムに関しては、業界用語でプロップといいます。例えばテーブルに家の模型を置いてミニカーを置いて撮影するだけで素晴らしい写真が撮れますよ。そんなプロップを使った写真は家のリビングでも撮ることができますので、ストックフォトの枚数を増やすことも容易になります。
構図を意識する
構図と言われるとなんか難しくなてきたって思っちゃいますよね。それが全然難しくありません。葛飾北斎の神奈川沖浪裏をごぞんじでしょうか?葛飾北斎は3分割構図を編み出し絵を描いたと言われています。この絵を意識して写真を撮ることで見違える写真を撮ることができるようになりますよ。細かくいうと難しくなってしまうので、この絵の赤○の位置に撮りたいものをあてがって撮ってみてください。今までとは見違える写真が撮れますよ。
物撮りをもっと売れる写真にする方法
ここまでの撮影をしていると明るさが物足りなくなると思います。色々な角度から写真を撮るのに、照明器具が必要になてくると思いますが、必ずしも必要というわけではありません。金銭的にも余裕があるようでしたらストロボを購入することをおすすめします。有名メーカーのものはアホみたいな値段がしますが、プロでも使用しているストロボで、初心者でも簡単に使用することができるおすすめ商品があります。それはゴドックスというメーカーのTT350というストロボになります。有名メーカーのものを購入すると6〜10万は当たり前ですが、ゴドックスは2万円ほどで購入することができます。このクオリティーで2万円そこらで買えるなんてほんといい時代になったなっておもます。もしワンランク上の写真を撮りたくなったらこちらの購入もおすすめします。

さいごに
いかがだったでしょうか。今まで写真が売れなかった理由が少しでも分かりましたか?細かいことを言えばまだまだいっぱいありますが、初心者のかたが趣味の延長上でストックフォトでお小遣い稼ぎをするのにちょうど良い方法だと思います。私ももう少しでランクが2になりますので、今後3を目指してもっともっと腕を上げていきたいと思います。最後になりますが、ピクスタを始めて一番初めに売れた作例を載せて終わりにしたいと思います。
つくば山の写真です。これが初めて売れた一枚になります。この写真は時期的ですが定期的に売れてます。皆さんも諦めないで末永く写真を撮り続けていってください。